ビタミンCとビタミンC誘導体の違い|ニキビに効果的なのはどっち?
2016/11/22
お肌にとてもよいと言われるビタミンC。
もちろんビタミンCはニキビにも効果があります。
ビタミンCは、化粧品なんかにも配合されていることがあります。
化粧品に含まれているビタミンCは、ただのビタミンCではなく、「ビタミンC誘導体」と書かれているものが多いです。
ビタミンCとは何のことで、普通のビタミンCと何が違うのでしょうか。
疑問に感じている方も多いと思います。
そこで今回は、ビタミンCとビタミンC誘導体の違いと、この二つをどのように使い分けるのが効果的なのかということについて、ご紹介したいと思います。
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ビタミンCを肌に浸透させやすく改良したものがビタミンC誘導体
ビタミンCが肌によいということで、レモンを輪切りにして肌に貼り付ける「レモンパック」やキュウリを輪切りにして肌に貼り付ける「キュウリパック」をやってみた経験のある方もいらっしゃるかと思います。
レモンやキュウリには、ビタミンCが豊富に含まれています。
しかし、レモンやキュウリを肌に貼り付けただけでは、ビタミンCの成分は肌の表面にあるだけです。
お肌によい効果を出すためには、お肌の内部である真皮という部分にまで、ビタミンCを浸透させる必要があります。
しかし、普通のビタミンCのままでは肌の奥、内部にまでは浸透しません。
ビタミンCの構造は肌の細胞よりも大きいので、そのままの状態では、肌の表面にくっ付くだけで、細胞の中までは浸透しないのです。
ですから、レモンやキュウリをお肌に張っただけでは、効果は何もないに等しいんですね。
そこで、ビタミンCを肌の内部にまで浸透するように、分子構造を小さく改良したものがビタミンC誘導体です。
ですから、ビタミンC入りの化粧品を作る際に、肌の内部まで浸透しやすいように改良したものが、ビタミンC誘導体だというわけです。
ビタミンC誘導体の効果
ビタミンC誘導体は、にきびを予防する効果があります。
ビタミンC誘導体は、皮脂の分泌を抑えたり、ニキビ跡の赤みを消してくれる効果があります。
ビタミンCを多く含む食べ物をたくさん食べることも、お肌のためにはよいですが、ビタミンC誘導対は、肌に直接浸透するものですから、効果も高いです。
ですから、ビタミンC入りの化粧品を使うときに、効果の高いものを選ぶためには、ビタミンCの量よりも浸透力のほうを見る必要があります。
たくさんのビタミンCが配合されていても、浸透力のないものでは意味がありません。
ですから、ビタミンC誘導体を選ぶときには、より浸透力の高いものを選ぶとよいでしょう。
ビタミンC誘導体の中には、「APPS」と書かれたものがあります。
APPSは、従来のビタミンC誘導体の浸透力をさらに高めたものなので、効果も高く、おすすめです。
選ぶときの参考にしてくださいね。
食べ物から摂取することも大切
ビタミンCをより肌へ浸透させやすくしたものがビタミンC誘導体であると説明しましたが、ただのビタミンCを取り入れる意味がないというわけではありません。
ビタミンCは、食べることでもお肌にとってさまざまなよい効果をもたらします。
ビタミンCには、抗参加作用があると言われていて、アンチエイジングや美白、紫外線からお肌を守るといった効果があります。
美しい肌をつくるためには、内側からアプローチをして、お肌の基礎体力を付けることも重要。
そのために大切なことは、食べ物を通じてビタミンCをたっぷり取ることです。
ただし、ビタミンCばかりたくさん食べまくればよいというわけでもありません。
ビタミンCは、体に取り入れる限度があり、余分に摂取したビタミンCは、おしっこと一緒に体外へ排出されてしまいます。
ビタミン剤や栄養ドリンクを飲んだあと、おしっこが黄色くなるのは、余分なビタミンCが尿中に溶け出しているためです。
ですから、ビタミンCはサプリなどから大量に取るよりも、普段の食事の中でこまめに取っていくことが大切です。
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